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2005年7月28日
西日本新聞
あぐり倶楽部No.5にてご紹介いただきました。
(記事を抜粋してご紹介いたします)
汗を流して働くことの大切さと楽しさを 子どもたちに伝えたい
「農家民宿」ってご存知ですか?
最近流行のグリーンツーリズムの一つで、文字通り農家が営む民宿のこと。
大人も子どもも一緒に楽しめる宿泊施設です。
立花町に住む中島健介さん(58歳)と加代さん(56歳)夫妻が経営する「大道谷の里」もその一つ。築82年という昔ながらの農家に泊まり、地元野菜の農家料理に舌鼓をうったり、農業体験を通じて 自然の豊かさを実感したりと、利用者にも好評の施設です。 |
築82年の農家を使い レストランと民宿
九州自動車道の八女インターを降り、車で山あいの道を行くこと約20分。周辺を豊かな緑に囲まれた「大道谷の里」が、素朴な木の看板を掲げています。
ここは農家料理が食べられるレストランであり、同時に農家民宿でもあるという施設。築82年という長い歴史を持つ建物です。
中島さんの家は代々の農家でしたが、1990年に起こった水害で川がはんらんし、住んでいた家が床上浸水。建物を川のそばから移築することになりました。「移築した家を使って、何かできないか」と考えたのがそもそもの始まりでした。
そんな折、加代さんは立花町の研修に参加し、ドイツの民泊施設を見学しました。「林業が衰退して、民泊で生計を立てている村を見ました。みんな、とても楽しそうに暮らしている。こういう農業のやり方もあるんだな、と感心したんです」
自然の中で満喫する そうめん流しや川遊び
都心部から来た人をもてなしていた農家料理が好評だったことから、95年には農家レストランを開業。その翌年には農家民宿もスタートしました。宿泊は1日1組限定で、料金は大人6000円、子ども4000円(1泊2食付・要予約)
自家農園や近所の農家で収穫された新鮮な野菜を使い、加代さんが腕によりをかけた農家料理は宿泊客に大好評。昔ながらの農家に泊まるという体験も、都市生活者には新鮮な楽しみです。
そして宿泊の目玉となるのが四季折々の農業体験や自然体験。春ならよもぎまんじゅう作りやワラビ取り、タケノコ掘り、夏にはそうめん流しや子どもに大人気の川遊び、秋にはミカンやキウイのフルーツ狩りやキウイ大福作りなど、まさに盛りだくさん。こんにゃく手作りなど、1年を通じて体験できるものもあります。
苦労の後の達成感を子どもたちに伝えたい
利用者は女性グループや子連れファミリーが中心で、「子どもたちに触れ合ってほしい」という願いからヤギも飼育しています。車で約1時間という手ごろな距離とあって、福岡市内から訪れる宿泊客が多いそうです。
「田舎の空気っておいしいね、と喜んでくれる子どもたちがいて、それが励みになるんです」と健介さん。
加代さんは「農家体験で汗を流して辛抱強く働く。その先に達成感があることを、今の子どもたちに伝えたいですね」と話しています。
取材を終えると、加代さんが収穫したての桃をごちそうしてくれました。「今年は雨が少ないから、桃がきれいでおいしいのよ」無農薬栽培のため、水で洗っただけで皮のまま食べれます。早速かぶりつくと、桃のみずみずしい甘味が口のいっぱいに広がりました。
2006年11月24日(金)
西日本新聞に掲載されました
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